
管理部門・バックオフィスの仕事は多岐にわたっており、会社の運営に欠かせない重要な役割を担います。
- 経理・財務
- 人事・労務
- 総務
- 法務
- 経営企画
- 内部監査
- PR・広報
- IR
- 情報システム
これらの職種に特化した転職サービスはいろいろありますが、幅広く管理部門・バックオフィスの業務を担当してきた人にとっては、必ずしも使いやすいとは限りません。
中小企業で幅広く経験してきたものの、次のキャリアの方向性に迷う人も少なくないでしょう。
また、自分の適性や強みを活かせる職種がわからない人や、職種や業界を横断的に見ながら転職活動を進めたい人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、管理部門・バックオフィス向けの転職エージェント&サイトです。
幅広い職種・業界の求人の中から、自分の経験やスキルに合ったキャリアを見つけやすくなります。
当記事では、管理部門・バックオフィス向けのおすすめ転職エージェント&サイト11選を紹介。
サービスの失敗しない選択方法や利用時の注意点も解説しているので、転職活動に迷ったらぜひ参考にしてみてください。
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト11選!各社の強みもわかる
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト11選を紹介します。
各社の強みも徹底調査しているので、参考にしながら自分に合ったサービスを見つけてみてください。
『WARCエージェント』はベンチャー企業の管理部門を目指す人におすすめ
- 経営管理部門のプロフェッショナル求人が中心
- ベンチャー業界に精通している
- 圧倒的な選考通過率の実現
ベンチャー企業の管理部門を目指す人には、WARCエージェントがおすすめです。
経営管理部門に特化した転職エージェントで、ベンチャーやIT企業を中心に転職支援を行っています。
「会計士」「戦略コンサル」「FAS」などの出身者との連携により、ベンチャー企業における経営管理部門の果たすべき役割を深く理解しているのが特徴です。
実際にクライアント企業からは「他サービスと比べ、圧倒的に選考通過率が高い」という評価を獲得しています。
さらに、転職者と企業の両方を同一担当者が対応する両面型サービス体制により、企業の魅力をそのまま伝えてもらえるのもメリットのひとつ。
「CFO」「経理財務」「人事労務」「法務」など、10の専門領域でのサポート体制が整っているので、該当するポジションのベンチャー求人を探している人は、ぜひ相談してみてください。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 幅広くカバー |
運営会社 | 株式会社WARC |
公式URL | https://agent.warc.jp/ |
※「WARCエージェント」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『MS-Japan』は他社にはない管理部門求人を紹介してもらいたい人におすすめ
- 管理部門・士業に特化して35年間の実績(※)
- 非公開求人が多くを占めている
- 利用者満足度90%以上の高評価(※)
MS-Japanは、他社にはない管理部門求人を紹介してもらいたい人におすすめです。
1990年創業から管理部門・士業に特化し続け、全求人の90%以上が非公開求人となっています。(※)
そのため、一般には出回らない希少な求人に出会えるチャンスも広がりやすいでしょう。
長年にわたる実績により、管理部門の転職ノウハウにも詳しく、転職成功の実現期待値が高いのも魅力のひとつ。
専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを受けながら、管理部門・バックオフィスの経験が活かせる転職を目指してみてください。
対応エリア | 全国、海外 |
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取扱職種 | 経理・財務、人事・総務、法務・知的財産、経営企画・内部監査、広報・IR・マーケ・購買、秘書・オフィスワーク、会計事務所・監査法人、法律・特許事務所、社会保険労務士事務所、コンサルティング、役員、金融、その他 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
公式URL | https://www.jmsc.co.jp/ |
※「MS-Japan」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『JACリクルートメント』は管理部門・バックオフィスのハイクラス転職におすすめ
- 創業50年の歴史と43万人の転職支援実績を誇る(※)
- 年収800~200万円以上の求人が豊富で非公開求人あり
- ハイクラス向けサービスならではの質の高いサポート
JACリクルートメントは管理部門・バックオフィスのハイクラス転職におすすめです。
年収800万~2,000万円以上の求人が豊富で、「管理職」「エグゼクティブ」「専門職」に特化したサポートを行っているからです。
創業50年の歴史があり、約12,000社との取引実績からも、企業からも高い支持を得ていることがわかります。
170を超える業界・職種別の専門チームと、約1,400名の専門コンサルタントが在籍しているので、専門性の高いハイレベルなサポートが受けられるのも心強いでしょう。(※)
企業と転職者の双方を同一コンサルタントが担当するため、求人の背景や企業の課題を深く理解した質の高いマッチングが可能です。
また、世界11か国(※)のグローバルネットワークもあるので、外資系企業のポジションも充実。
管理部門・バックオフィスでハイクラス転職を目指すなら、JACリクルートメントを押さえておくといいでしょう。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | IT・Web、製造業技術、化学、メディカル、建設業技術、営業など |
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
公式URL | https://www.jac-recruitment.jp/ |
※「JACリクルートメント」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『ヒュープロ』は経理や人事労務の経験を活かしたい人におすすめ
- 士業・管理部門に強く税理士や会計業界の求人が豊富
- 選考対策の通過率がレジュメ添削後20%・面接対策後30%アップ(※)
- ダイレクト機能でスカウトも受けられる
ヒュープロは、経理や人事労務の経験を活かしたい人におすすめです。
士業や管理部門に強い転職サービスで、BIG4から個人事務所まで幅広い求人を網羅しているため、プライム上場企業や小さな事務所など選択肢が豊富。
とくに税理士・会計業界の求人数は業界最大級で、経理の経験が活かせる求人も見つかりやすいでしょう。
また、社労士や人事労務にも強いので、求人をチェックしてみてください。
スカウトが受けられるヒュープロダイレクト機能や、カジュアル面談システムなどで、企業と気軽に接点がつくれるのも特徴です。
大学との共同開発による独自のアルゴリズムは、スキルの全スコアリング化が可能で、精密なマッチングを行ってくれます。
経理・人事労務の転職活動には活用できるサービスなので、ぜひ試してみてください。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 経理、財務、法務・知財、CFO、総務、人事・労務、その他 |
運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
公式URL | https://hupro-job.com/ |
※「ヒュープロ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『LHH転職エージェント』は管理部門・バックオフィス転職で年収アップしたい人におすすめ
- 「経理・財務」や「人事・総務」に精通したコンサルタント在籍
- 転職者の3人に2人が年収アップ転職を実現(※)
- 利用者からの評価が高い丁寧で親身な対応
LHH転職エージェントは、管理部門・バックオフィス転職で年収アップしたい人におすすめです。
職種別担当コンサルタント制と360度式コンサルティングによる精密なマッチングで、転職者の3人に2人が年収アップに成功しています。(※)
専門領域に特化した職種別担当制で、「経理・財務」「人事・総務」など管理部門の専門性を正確に把握しているため、キャリアアップなどの的確なアドバイスも受けられます。
また、取引社数も6,436社(※)の充実ぶりで、好条件の求人も見つかりやすいです。
丁寧で親身な対応は利用者の満足度も高く、現状の収入の不満なども相談しやすいでしょう。
高水準のサポートを受けながら、管理部門・バックオフィスの年収アップを目指すなら、ぜひLHH転職エージェントを活用してみてください。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 営業、販売・サービス、ファッション、マーケティング、クリエイティブ、IT、エンジニア(電気・電子・機械)、エンジニア(化学・素材・食品・化粧品)、エンジニア(プラント・インフラ・エネルギー)、メディカル、人事・労務、総務・広報、法務・知財、経理・財務、経営・経営/事業企画、コンサルタント、内部統制・監査、購買・物流・貿易、金融、建築・不動産、事務、その他 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
公式URL | https://jp.lhh.com/ |
※「LHH転職エージェント」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『ビズリーチ』は経営・管理系職でキャリアアップ転職を実現したい人におすすめ
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上(※)
- 審査制による厳選された会員のみ利用が可能
- キャリアアップ転職が狙える
ビズリーチは、経営・管理系職でキャリアアップ転職を実現したい人におすすめです。
独自の審査に通過した人のみが登録できるシステムのため、即戦力でレベルの高い人材を必要としている企業が多く活用しています。
そのため、年収1,000万円以上の高年収案件が3分の1以上(※)を占めており、管理部門・バックオフィスのキャリアアップ転職も目指せるでしょう。
さらに、企業からの直接スカウトか、登録ヘッドハンターによるサポートの2つの方法で転職活動を進められるため、自分に合ったアプローチが選べます。
会員属性の「ハイクラス/タレント」と、ステータス制の「プレミアム/スタンダード」により、自分のレベルに応じたサービスを受けられるのも特徴です。
また、ビズリーチプレミアムの3コンテンツ「シゴト観診断」「キャリアコンシェルジュ」「アカデミー」は、転職活動をトータルでサポートしてくれます。
経営・管理系職でキャリアアップを狙うなら、ビズリーチで自分の可能性を広げてみてください。
対応エリア | 全国、海外 |
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取扱職種 | 営業、IT・WEB・エンジニア、マーケティング、メーカー技術・研究・開発、経営・企画・管理、販売・サービス・事務・アシスタント、資材・調達・物流、建築・土木、コンサルタント、金融・不動産、メディカル、専門職、クリエイティブ、その他 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式URL | https://www.bizreach.jp/ |
※「ビズリーチ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『リクルートダイレクトスカウト』は企業からのスカウトを待ちたい人におすすめ
- リクルート運営の転職スカウトサービス
- AI分析によるマッチング機能あり
- 幅広い年収の管理部門・バックオフィス求人に対応
リクルートダイレクトスカウトは、企業からのスカウトを待ちたい人におすすめです。
AI分析によるマッチング機能により、登録したレジュメと企業の人材要件を照合し、条件に合ったスカウトが届きます。
管理部門に特化した求人も豊富で、企業からの直接スカウトとエージェントスカウトの両方を受け取れるのも特徴です。
また、全国対応の求人網は地方転職も可能で、企業とのやり取りもチャット機能で気兼ねなく行えます。
スカウトと言っても、氏名や住所は返信まで非公開なので、在職中でも安心して活用できるでしょう。
リクルート運営の信頼性で、年収200万円~5,000万円以上と幅広い管理部門・バックオフィスのポジションの用意があります。
マッチング度の高いスカウトを受けたいなら、リクルートダイレクトはチェックしておくといいでしょう。
対応エリア | 全国、海外 |
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取扱職種 | 営業、企画/マーケティング/カスタマーサクセス/サポート、コーポレートスタッフ、SCM/生産管理/購買/物流、事務/受付/秘書/翻訳、小売販売/流通、サービス/接客、飲食、コンサル/士業/リサーチャー、IT、クリエイティブ/デザイン職、建築/土木/プラント専門職、不動産専門職、機械/電気/電子製品専門職、化学/素材専門職、化粧品/トイレタリー/日用品/アパレル専門職、医薬品専門職、医療機器/理化学機器専門職、医療/福祉専門職、金融専門職、食品/香料/飼料専門職、出版/メディア/芸能/エンタメ専門職、インフラ専門職、交通/運輸/物流専門職、人材サービス専門職、教育/保育専門職、エグゼクティブ、学術研究、公務員/団体職員/農林水産 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式URL | https://directscout.recruit.co.jp/ |
※「リクルートダイレクトスカウト」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『SYNCA』は高年収の管理部門求人を探している人におすすめ
- 上場企業CFO経験者監修の転職サービス
- 年収600万円以上の管理部門求人に対応
- 直接応募・スカウト・サポートのサービスあり
SYNCAは、高年収の管理部門求人を探している人におすすめです。
精度の高いスキル分解技術により、「経理」「財務」「人事」「労務」「法務」などの管理部門専門のスキルを可視化し、600万円以上の高年収求人に対応しています。
さらに、中小から大手・ベンチャーまで幅広い求人を扱っており、多様な選択肢があるのも特徴です。
応募とスカウトの両方からアプローチできるため、多角的な転職活動ができるのもポイントのひとつ。
SNS連携対応の簡単登録システムで手軽に始められるのも便利だと言えます。
必要に応じてSYNCAキャリアアドバイザーによるサポートも受けられるので、転職活動がうまく進められない場合は相談してみるといいでしょう。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 経理、財務・開示、労務、人事、総務、管理部長、経営企画、CFO、法務、内部監査、IR、PR、情報システム・コーポレートIT |
運営会社 | 株式会社WARC |
公式URL | https://candidate.synca.net/ |
※「SYNCA」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『コトラ』は金融・コンサル業界の管理部門に転職したい人におすすめ
- 金融・コンサルを中心に多数の企業ネットワークあり
- 約8割の豊富な非公開求人を保有(※)
- ハイクラス・エグゼクティブの転職支援実績が豊富
コトラは、金融・コンサル業界の管理部門に転職したい人におすすめです。
投資銀行や不動産金融業界に特化した人材紹介会社として、多数の企業ネットワークを築いており、戦略的な人材採用案件を豊富に保有しています。
具体的には、金融業界約1,600社、コンサル・監査法人約400社という圧倒的な取引企業数を誇ります。(※)
とくにハイクラスやエグゼクティブに強く、質の高いサポートで管理部門・バックオフィスの転職活動を徹底支援。
また、25項目の価値観から診断を行う「コトラ価値観診断」や、毎週火曜日と金曜日に配信される「転職サポートメルマガ」による情報提供など、サービスも充実しています。
金融・コンサル業界への転職希望が明確なら、ぜひコトラを活用してみてください。
対応エリア | 全国、海外 |
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取扱職種 | パブリックセクター(企画)、ESG関連(事業)、ファイナンス管理、リスク・コンプラ・監査、経営管理、管理系ビジネス、人事系ビジネス、リスク・コンプラ・監査、経営管理、海外進出、商務 |
運営会社 | 株式会社コトラ |
公式URL | https://www.kotora.jp/ |
※「コトラ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『パソナキャリア』は上場企業の管理部門・バックオフィスを希望する人におすすめ
- 老舗の大手転職エージェント
- 日本の上場企業の約7割と取引あり(※)
- 年収アップ転職も目指せる
パソナキャリアは、上場企業の管理部門・バックオフィスを希望する人におすすめです。
創業50周年を迎えるパソナグループとしての信頼性があり、日本の上場企業の約7割と取引している圧倒的なネットワークがあります。(※)
上場企業の求人が多いことから、転職後の平均年収は749~1,015万円で、年収アップ率も61.7%(※)の高水準です。
コンサルタント数も400名(※)と多数在籍しており、管理部門・バックオフィスの専門性がある担当者のサポートも受けられます。
企業と転職者の双方を一気通貫でサポートする両面型コンサルタント体制は、企業情報の詳細把握や高いマッチングにも期待できるでしょう。
さらに、面接対策サービスを活用することで採用面接の通過率が20%(※)アップするといった報告もされています。
顧客満足度は94.56%(※)にのぼり、多くの利用者が成果を実感しています。
上場企業の管理部門・バックオフィスに転職したいなら、押さえておきたいサービスと言えるでしょう。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 営業、管理・事務、IT・Webエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学)、クリエイティブ、マーケティング・企画、コンサルタント・士業、販売員・サービススタッフ、研究・開発(メディカル)、専門職(Web・IT・ゲーム)、専門職(金融)、専門職(不動産・建設) |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式URL | https://www.pasonacareer.jp/ |
※「パソナキャリア」公式サイトより(2025年8月22日時点)
『BEET-AGENT(ビートエージェント)』は管理部門のリーダークラスにおすすめ
- 管理部門・バックオフィスの求人に特化
- リーダークラスの転職に必要な企業の詳細情報を提供
- 利用満足度92.7%の高評価(※)
BEET-AGENT(ビートエージェント)は、管理部門のリーダークラスにおすすめです。
年収600万円〜2,000万円以上の案件を中心に、利用満足度92.7%を誇る実績で、リーダークラスのキャリアアップをしっかり支援します。(※)
管理部門に特化したサービスとして、「経理財務」「法務」「人事労務」「広報/IR」「内部監査」など、管理部門リーダーに必要な専門スキルを活かせる求人のみを紹介。
業務に精通したキャリアアドバイザーと、リクルーティングアドバイザーが連携する両手型対応システムで、高精度なマッチングを実現します。
企業の「管理部門体制」「兼任事情」「年収・働き方」「評価基準」など、詳細に把握しているので、リーダー候補としての転職に必要な情報提供も可能です。
さらに、IPO準備中企業やベンチャースタートアップの求人、CXO候補ポジションなど、希少性の高い案件も扱っています。
管理部門でリーダークラスとしての専門性をさらに高め、マネジメントポジションへのキャリアアップを目指すなら、ぜひ登録を検討してみてください。
対応エリア | 全国 |
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取扱職種 | 法務、経理・財務、人事・労務、経営企画、内部監査、内部統制、総務、広報・PR、IR、CXO、事業企画 |
運営会社 | 株式会社アシロ |
公式URL | https://beet-agent.com/ |
※「BEET-AGENT(ビートエージェント)」公式サイトより(2025年8月22日時点)
職種別おすすめの管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト
管理部門・バックオフィスの職種別に、おすすめの転職エージェント&サイトを紹介します。
希望の職種がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
経理・財務職におすすめの転職エージェント&サイト
経理・財務職の転職なら「MS-Japan」「ヒュープロ」「SYNCA」の3社がおすすめ。
MS-Japanは管理部門・士業に特化した転職エージェントで、なかでも経理・財務に強いです。
BIG4監査法人との強力ネットワークを活用した質の高い経理・財務求人も保有しています。
税理士・会計業界専門求人サイトとして業界最大級の公開求人数を誇るヒュープロなら、経理や財務職の選択肢も豊富です。
とくに選考通過対策に強いので、応募書類や面接選考でつまずいている人は相談してみるといいでしょう。
SYNCAは、エビデンスに基づく市場価値診断で適正年収を把握できます。
現在の待遇に不満を抱えている経理・財務職の人は、利用してみてはいかがでしょうか。
いずれも専門性の高い転職エージェント&サイトなので、以下のおすすめ理由も参考に選んでみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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MS-Japan | 経理・財務職の転職支援において圧倒的な専門性と実績を誇る。 |
ヒュープロ | 税理士法人や会計事務所と多数の取引あり。企業とのコネクションも深い。 |
SYNCA | 直接応募やスカウト承諾で経理・財務職の転職活動が行える。 |
人事・労務職におすすめの転職エージェント&サイト
人事・労務職の転職なら「パソナキャリア」がおすすめ。
累計転職支援実績59万人、日本の上場企業の約7割と取引する圧倒的なネットワークなど、さまざまな魅力があるパソナキャリア。(※)
管理部門領域に強い転職コンサルタントも多数在籍しており、制度設計や労務管理など専門性の高い案件にもマッチング可能です。
キャリア形成を見据えた提案も行ってくれるので、キャリアアップ転職を検討している人も相談してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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パソナキャリア | 40~44歳の人事管理職層転職で多数の実績を誇る総合力に強み。年収アップ率は61.7%。(※) |
※「パソナキャリア」公式サイトより(2025年8月22日時点)
法務職におすすめの転職エージェント&サイト
法務職の転職なら「コトラ」「BEET-AGENT」「MS-Japan」の3社がおすすめです。
コトラは、4,000社超(※)の企業ネットワークを活用したM&A・IPO関連の法務ポジションを豊富に保有。
法務人材を必要とする金融業界やコンサル・監査法人との取引も多く、非公開求人が約8割(※)という戦略的な人材採用案件に強みを発揮しています。
年収600万~2,000万円以上の管理部門求人に特化したBEET-AGENTは、法務領域の業務を熟知したキャリアアドバイザーが在籍。
きめ細やかな個別面談により、希望やスキルに合ったマッチングが可能です。
MS-Japanでは、法務職特有の機密性の高いポジションや、企業の重要プロジェクトに関わる法務案件を多数保有しています。
法務に精通したプロのサポートによって、希望や理想どおりの転職成功を目指せるでしょう。
以下のおすすめ理由も参考に検討してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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コトラ | 業界出身者のプロによる転職支援が受けられる。 |
BEET-AGENT | 企業の法務体制や兼任事情の詳細を把握。法務の優良求人のみ紹介。 |
MS-Japan | 法務領域での深い専門知識あり。法務の転職セミナーや個別相談会も実施。 |
※「コトラ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
経営企画職におすすめの転職エージェント&サイト
経営企画職の転職なら「ビズリーチ」「JACリクルートメント」「WARCエージェント」の3社がおすすめ。
審査制による厳選された会員のみが登録できるビズリーチは、求人の質も高く、高年収・高待遇の経営企画職のポジションに出会える可能性も高いです。
33,200社以上(※1)の企業が導入しているので、希望条件に合うスカウトも期待できるでしょう。
企業の経営幹部とつながりのあるJACリクルートメントは、採用ニーズの内側まで正確に把握しているため、ミスマッチが抑えられます。
年収800万~2,000万円以上のハイクラス・エグゼクティブ転職に強く、経営企画職の転職を戦略的にサポートしてくれるのも強みです。
WARCエージェントはベンチャーの経営管理職を得意としており、成長企業における経営企画部門が果たす役割を深く理解しています。
選考通過率も高く、マッチング精度を重視した求人紹介は、対応満足度約95%(※2)という数字にも表れています。
各社のおすすめ理由も以下に紹介しているので、チェックしてみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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ビズリーチ | 年収1,000万円以上求人が3分の1以上。年収アップ転職も目指せる。(※1) |
JACリクルートメント | 経営企画専門コンサルタント在籍。外資系やグローバル企業の選択肢もあり。 |
WARCエージェント | 経営管理部門のミドルクラス・ハイクラス求人に強い。両面型サービスでサポート。 |
(※1)「ビズリーチ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
(※2)「WARCエージェント」公式サイトより(2025年8月22日時点)
内部監査職におすすめの転職エージェント&サイト
内部監査職の転職なら「MS-Japan」「コトラ」の2社がおすすめです。
MS-Japanは、内部監査系キャリアの転職サポート実績が豊富にあり、大手上場企業やIPO準備企業など、幅広いニーズに対応しています。
監査法人出身者や公認内部監査人(CIA)保有者向けの企業内部監査ポジションも充実しており、納得できる転職先も見つかりやすいでしょう。
金融業界に強いコトラなら、投資銀行や不動産金融業界の内部監査案件に出会える可能性が高いです。
非公開求人も豊富で、20代から50代まで幅広い年代やキャリアに対応しています。
希少な内部監査ポジションなので、おすすめ理由も参考に、利用するサービスを検討してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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MS-Japan | 業界トップクラスの実績。上場企業・大手企業の内部監査案件が多い。 |
コトラ | 監査やリスク管理に関する高い知識で転職をサポート。丁寧なキャリア面談を実施。 |
情報システム・IT管理職におすすめの転職エージェント&サイト
情報システム・IT管理職の転職なら「WARCエージェント」「リクルートダイレクトスカウト」「JACリクルートメント」の3社がおすすめです。
WARCエージェントは、IT・ベンチャー企業を中心に転職支援を行っており、業界情報にも精通しています。
情報システムを熟知した専任パートナーが在籍しているので、転職に関するさまざまな悩みも理解してもらいやすいです。
IT・テクノロジー分野の求人が豊富なリクルートダイレクトスカウトは、AI分析によるマッチング機能により、条件に合う情報システムやIT管理職のポジションが探せます。
求人の年収も200万円~5,000万円以上と幅広く、スキルや経験に合ったスカウトが受け取れるでしょう。
JACリクルートメントは、技術職や専門職のハイクラス転職に強く、IT管理職の転職活動にも使えます。
日系大手はもちろん、外資系やメガベンチャーなど、さまざまな活躍のフィールドが用意されているので、ぜひ相談から始めてみてはいかがでしょうか。
以下おすすめ理由とあわせて検討してみてください。
サービス名 | おすすめ理由 |
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WARCエージェント | IT企業の情報システム部門の役割に深い理解あり。圧倒的な選考通過率を実現している。 |
リクルートダイレクトスカウト | IT企業からの直接スカウトでスムーズに転職活動が進められる。 |
JACリクルートメント | 年収800万~2,000万円のIT管理職・CIO候補の求人を多数保有。 |
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント使えるポイント5つ
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトの使えるポイントを5つ紹介します。
それぞれのポイントについて詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
使えるポイントその1、非公開求人・独占求人にアクセスできる
管理部門・バックオフィス向け転職エージェントを使えば、非公開求人や独占求人にアクセスできます。
競合他社に知られたくない重要なポジションの採用情報は、企業が転職エージェント経由でのみ募集することが多いです。
とくに管理部門・バックオフィスでは秘匿性の高い求人が目立ちます。
以下は、非公開求人の割合例です。
転職エージェント | 非公開求人の割合 |
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MS-Japan | 90%以上(※1) |
JACリクルートメント | 75%(※2) |
コトラ | 約8割(※3) |
(※1)「MS-Japan」公式サイトより(2025年8月22日時点)
(※2)「JACリクルートメント」公式サイトより(2025年8月22日時点)
(※3)「コトラ」公式サイトより(2025年8月22日時点)
一般公開されない求人は、高待遇や重要ポジションの確率も高く、お宝求人に出会えるチャンスも。
具体的には、以下のようなポジションが該当します。
- CFOやCROなどの経営層候補
- IPO準備企業の管理部門責任者
- M&A関連業務を担当するポジション
使えるポイントその2、専門性の高いキャリアアドバイザーからサポートを受けられる
管理部門・バックオフィス向け転職エージェントを使えば、専門性の高いキャリアアドバイザーからサポートを受けられます。
業界知識と転職ノウハウを持つ担当者がつくことで、納得できる転職活動が可能です。
「経理・財務」「法務」「経営企画」など、専門性の高い職種が多い管理部門・バックオフィスでは、アドバイザーの知識がとくに重要です。
同じ職種であっても、企業規模や業界によって業務範囲が大きく異なります。
たとえば経理職一つを取っても、日常の仕訳処理や月次決算業務が中心のポジションから、連結決算やIR支援のような高い専門性が求められるポジションまで幅広いです。
使えるポイントその3、求人票では分からない組織・働き方の詳細情報を把握できる
管理部門・バックオフィスの転職エージェントを使えば、求人票だけでは分からない組織や働き方の詳細情報を把握できます。
各サービスは、企業の管理部門の責任者や経営幹部とつながりがあり、採用の背景や組織の実情など、深いレベルの情報まで収集し提供してくれるからです。
そのため、以下のような詳細情報を転職活動の段階でキャッチできます。
- ●組織体制の詳細
- 管理部門の人員構成、各部門の権限範囲、決裁フロー
- ●業務の兼任状況
- 経理と財務の兼任、人事と総務の兼任、法務とコンプライアンスの分離状況
- ●評価制度の実態
- 昇進のタイミング、年収レンジ、賞与の算定基準
- ●働き方の現実
- 残業時間の実態、リモートワークの浸透度、有給取得率
- ●システム環境
- 使用している会計システム、人事システム、承認ワークフロー
さらに、企業の成長ステージによって管理部門・バックオフィスに求められる役割は大きく変わります。
企業の成長ステージ | 求められる役割 |
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スタートアップ | 何でも屋的な幅広い業務 |
成長企業 | 仕組み化と効率化 |
大手企業 | 専門性とリスク管理 |
同じ職種であっても、これまでの経験を活かせないケースがあり、ミスマッチが生じることもあります。
使えるポイントその4、転職後のキャリアパスを見据えた戦略的転職ができる
管理部門・バックオフィスの転職エージェントを使えば、転職後のキャリアパスを見据えた戦略的転職が可能です。
目先の年収や待遇だけでなく、5年後、10年後のキャリア形成を考慮した転職活動のサポートを受けられます。
以下のように、管理部門・バックオフィスの転職では、キャリアステージに応じた戦略が求められるでしょう。
キャリアステージ | 戦略的選択 |
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20代後半 | 専門性の基盤構築 |
30代前半 | マネジメント経験の蓄積(リーダー職) |
30代後半 | 部門責任者レベル(部長・マネージャー) |
40代以上 | 経営層候補(CFO・CRO・執行役員) |
たとえば、次の経験を積むことで、キャリアの選択肢が広がります。
- IPO準備企業での経験 ⇒ 市場価値を大幅向上
- 外資系企業での国際会計基準経験 ⇒ グローバル企業への道を開く
- スタートアップでの幅広い業務経験 ⇒ 経営陣への昇格可能性を高める
ただ、自分ではキャリアのタイミングを見極めるのは難しく、自力で情報収集するのにも限界があります。
使えるポイントその5、管理部門の採用動向と求められるスキルを把握できる
管理部門・バックオフィス向け転職エージェントを使えば、採用動向と求められるスキルの把握が可能です。
キャリアアドバイザーは、「デジタル化」「コンプライアンス強化」「ESG経営の浸透」といった最新の市場動向を常に把握しており、個人では収集が難しい情報も提供してくれます。
以下は、近年の管理部門・バックオフィスに求められるスキルや役割の急速な変化です。
管理部門・バックオフィスの変化 | 具体例 |
---|---|
DX・デジタル化スキル | RPA導入、クラウド会計システム、人事データ分析 |
ESG・サステナビリティ | 非財務情報開示、統合報告書作成、SDGs推進 |
ガバナンス強化 | 内部統制、リスク管理、コンプライアンス体制 |
グローバル対応 | IFRS、海外税務、国際人事制度 |
データ分析・AI活用 | ビジネスインテリジェンス、予算管理の高度化 |
最新のトレンドを理解していないと、自分の強みやスキルが正しく評価されず、転職時にミスマッチが生じてしまうことにも。
さらに、企業の成長フェーズや業界特性によって、求人ニーズが大きく異なる点にも注意しなければなりません。
たとえば、IPO準備企業では「上場準備経験者」、グローバル企業では「海外子会社管理経験者」といった人材へのニーズが高まっています。
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト利用時の注意点3つ
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト利用時の注意点は以下の3つです。
注意点を理解したうえでの利用がおすすめなので、しっかりチェックしてみてください。
注意点その1、地方の管理部門・バックオフィス求人数は物足りない
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトを使っても、地方だと求人数は物足りないでしょう。
全社を横断する業務が多いため、本社機能がある場所、すなわち都市部に求人が集中してしまうからです。
管理部門・バックオフィスに特化した転職エージェントの拠点を見てもわかるとおり、地方に拠点があるサービスは多くありません。
転職エージェント | 拠点数とエリア |
---|---|
MS-Japan | 5拠点(東京・横浜・名古屋・大阪・京都) |
WARCエージェント | 1拠点(東京) |
SYNCA | 1拠点(東京) |
BEET-AGENT | 1拠点(東京) |
(※調査日:2025年8月22日時点)
地方で管理部門・バックオフィスの転職を希望する場合、「パソナキャリア」や「リクルートダイレクトスカウト」のような総合型のサービスを活用するのがおすすめです。
総合型は地方拠点を多く設置していたり、全国エリアの求人を幅広くカバーしていたりと、都市部以外でも転職活動を進めやすくなります。
注意点その2、自分で企業研究や判断を行う機会が十分に確保できない
管理部門・バックオフィス向け転職エージェントを利用すると、自分で企業研究や判断を行う機会が十分に確保できない可能性があります。
キャリアアドバイザーが情報を提供してくれるため、自分の判断力や企業分析力を鍛える機会が少なくなるからです。
具体的には、転職エージェントへの依存によって、以下のようなリスクが生じやすくなります。
- ●企業分析力の低下
- 財務諸表や事業戦略を自分で読み解く習慣が身につかない
- ●業界動向への関心減少
- 情報を受け取るだけで、自発的なリサーチを怠る
- ●面接対策の受動化
- 「対策をしてもらう」意識に偏り、自分なりの準備不足になる
- ●条件交渉への無関心
- 任せきりで自分の価値を主張する経験が積めない
- ●転職理由の曖昧化
- なぜ転職するのかの動機が整理されずキャリアの軸がぶれやすくなる
企業の組織文化や業務との適合性が重要な管理部門・バックオフィスなので、表面的な情報に基づいた転職判断は避けたいところ。
「リクルートダイレクトスカウト」や「ビズリーチ」のようなスカウト型サービスなら、企業から直接アプローチを受けるため、自分で企業研究を行う必要性が高まります。
その結果、主体的な転職活動が促進されるでしょう。
注意点その3、管理部門以外のキャリア可能性を見落としてしまう
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトの利用は、管理部門以外のキャリアの可能性を見落としやすい点に注意しましょう。
専門性を追求するあまり、「管理部門の中でどうキャリアアップするか」に焦点が偏り、異業種・異職種での活躍の可能性を十分に検討しなくなるからです。
たとえば、経理職の場合は「経理部長」「CFO候補」「会計事務所」などの選択肢の提示をよくされがちですが、実際には以下のように幅広いキャリア転換の可能性があります。
管理部門職種 | 見落とされがちな他職種への可能性 |
---|---|
経理・財務 | データアナリスト、事業企画、投資銀行 |
人事・労務 | 組織コンサルタント、研修講師、キャリアカウンセラー |
法務 | 事業開発、M&Aアドバイザー、スタートアップCOO |
経営企画 | 戦略コンサルタント、ベンチャーキャピタル、新規事業責任者 |
さらに、管理部門・バックオフィスに特化したサービスに頼りすぎると、次のような可能性も見過ごしてしまいます。
- 起業・独立の可能性
- 異業界への挑戦機会
- フリーランス・副業の選択肢
- 海外キャリアの視野
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトの失敗しない選択方法
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトの失敗しない選択方法を紹介します。
詳しく解説するので、どのサービスを選ぶか迷っている人は参考にしてみてください。
方法その1、求人数と質のバランスを見極めて選択する
まずは、管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトの求人数と、質のバランスを見極めて選択してみてください。
求人数が多くても質が低い求人ばかりでは転職成功につながらず、逆に質は高くても求人数が極端に少ないと選択肢が限られて理想的なポジションに出会えないからです。
さらに非公開求人の割合や独占案件の有無、業界・職種特化度は高いかなど、総合的に判断する必要があります。
職種によっては、以下のように求人供給状況が異なるので注意が必要です。
職種 | 求人供給状況 |
---|---|
経理・財務職 | 求人数豊富だが非公開求人としての取り扱いが多い |
法務職 | 求人数は多くなく独占求人が狙い目 |
人事・労務職 | 中間的な市場 |
経営企画職 | 希少かつ秘匿性の高いポジションのためスカウトに期待できる |
内部監査職 | 特殊な職種のため求人数は多くない |
とくに以下の職種は、戦略的に重要な役職のため、企業秘密保持の観点から信頼できる転職エージェントにのみ依頼されるケースが大半です。
- CFO
- CRO候補ポジション
- IPO準備企業の管理部門責任者
- M&A関連業務担当者など
方法その2、管理部門・バックオフィスの専門性の高さで総合的に判断して選択する
専門性の高さで、管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトを総合的に判断して選択するのもポイントです。
管理部門・バックオフィスの業務は専門性の高い職種がほとんどで、各職種によって求められるスキルや経験が大きく異なります。
管理部門・バックオフィス職種 | 求められるスキル・経験など |
---|---|
経理・財務職 | 簿記1級、公認会計士、税理士、USCPA、連結決算実務経験と上場企業CFOネットワーク |
人事・労務職 | 社会保険労務士、人事実務経験、労働法知識と組織開発コンサル経験 |
法務職 | 弁護士、司法書士、企業法務実務経験とM&A・IPO案件ネットワーク |
経営企画職 | MBA、戦略コンサル経験、事業企画実務と経営陣との直接的関係性 |
内部監査職 | 公認内部監査人(CIA)、内部統制実務とリスク管理専門ネットワーク |
担当者の専門性が高ければ、各職種の業務内容や市場価値を正確に理解しており、適切な求人紹介やキャリアアドバイスも受けられます。
転職エージェント&サイトを選ぶ際は、以下の点を評価したうえで検討するといいでしょう。
- 担当者の実務経験や資格
- 業界・職種特化の知見
- 企業ネットワークの深さと質
方法その3、希望年収や市場価値に合わせて選択する
希望年収や市場価値に合わせて、管理部門・バックオフィスの転職エージェント&サイトを選択するのも大切です。
サービスによってターゲットとする人材のスキルレベルが異なるため、取り扱う年収の幅も大きく変わってきます。
たとえば、ハイクラス転職専門のサービスでは、保有求人の年収が高額となるため、経験の浅い人が利用しても求人紹介を受けるのは難しいでしょう。
そのため、自分の市場価値に合ったサービスを選ぶことが重要です。
以下は、年収帯ごとの目安と求められる専門性です。
年収帯 | キャリアステージの目安とポイント |
---|---|
年収400万~600万円 | 基盤固めの時期で幅広い選択肢確保が重要。 |
年収600万~800万円 | 専門性とキャリアアップの両立でスキルを伸ばしつつ次のポジションを狙う。 |
年収800万~1,200万円 | 管理職・リーダー層への転身で、部門リーダーやマネージャー職も視野に入れる。 |
年収1,200万円以上 | エグゼクティブ・経営層候補。CFO・CRO候補などのハイクラスポジション。 |
年収2,000万円以上 | 経営層トップ。企業経営に直結する重要ポジション。 |
また、年収アップを目指す場合は、転職エージェントの交渉力や過去の年収アップ実績を確認するのがおすすめです。
方法その4、転職エージェントとスカウトサービスの併用というかたちで選択する
管理部門・バックオフィス向けの転職エージェントとスカウトサービスの併用もおすすめです。
単一のサービスだけに頼るよりも、選択肢の幅が広がり、転職活動の成功率も高まります。
転職エージェントからは専門的なキャリアアドバイスを受けられ、スカウトサービスからは予想外の優良企業からのアプローチが得られることも。
また、リスクの分散や交渉力のアップ、市場価値の客観的把握など、併用ならではのメリットがあります。
以下は、転職エージェントとスカウトサービスの使い分け例です。
- ●転職活動初期(情報収集期)
- スカウトサービスで市場価値把握、転職エージェントで業界動向確認。
- ●転職活動中期(求人応募期)
- 転職エージェントをメインに積極的な活動、スカウトサービスで選択肢の幅を確保。
- ●転職活動後期(選考・交渉期)
- 転職エージェントで面接対策と条件交渉、スカウトサービスで追加オファー獲得。
- ●転職活動長期化時
- 転職エージェントで戦略見直し、スカウトサービスで新たな機会創出。
- ●現職継続中の潜在転職期
- スカウトサービスで受動的な情報収集、好待遇案件のみ転職エージェントを活用。
注意点として、サービスを併用する場合は情報やスケジュールの管理をしっかり行い、重複応募や面接日程の調整ミスを避けることが重要です。
管理部門・バックオフィス転職の企業規模による違いを解説
管理部門・バックオフィスの転職活動で、どの企業規模の会社に転職するか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
企業規模ごとに特徴が大きく異なるため、事前に理解しておくと転職先選びの失敗を防げます。
主な違いは次のとおり。
- 業務範囲
- 専門性
- キャリアパス
- 働き方
大手企業では分業制による専門性の追求が重視される一方、中小企業では幅広い業務を一人で担当する総合力が求められます。
たとえば、経理職のケースを見てみましょう。
大手企業では「買掛金管理」「売掛金管理」「月次決算」「連結決算」など業務が細分化されており、特定分野での深い専門性を身につけられます。
一方、中小企業では経理から人事、総務まで兼任することが多く、会社運営全体を理解できる貴重な経験が積めます。
また、働き方についても企業規模によって大きな差があるため注意しましょう。
大手企業では福利厚生が充実しており、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。
中小企業では経営陣との距離が近く、意思決定のスピードが早いため、やりがいを感じやすい環境があります。
以下に、「大手企業」「中堅企業」「中小企業」の管理部門・バックオフィスを想定した、それぞれの特徴をまとめました。
企業規模 | 従業員1,000名以上 |
---|---|
業務の特徴 |
・分業制で専門性が高い ・システム化が進んでいる |
キャリアパス |
・明確な昇進ルートあり ・管理職への道筋が見える |
年収水準 | 高水準(年収600万〜1,500万円) |
企業規模 | 従業員100〜1,000名 |
---|---|
業務の特徴 |
・専門性と幅広さのバランス ・裁量権が大きい |
キャリアパス |
・柔軟なキャリア形成 ・複数部門の経験が可能 |
年収水準 | 中程度(年収400万〜800万円) |
企業規模 | 従業員100名未満 |
---|---|
業務の特徴 |
・何でも屋的な幅広い業務 ・経営陣との距離が近い |
キャリアパス |
・経営参画の機会 ・将来の幹部候補 |
年収水準 | 変動大(年収300万〜1,000万円) |
年収水準はあくまで目安ですが、転職先を検討する際の参考にしてみてください。
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトよくある質問集
管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイト利用者からよくある質問をまとめました。
該当する質問がある人は、悩みや疑問の解消に役立ててみてください。
Q.管理部門・バックオフィス未経験でも転職エージェントは利用できるか?
A.未経験者でも登録は可能ですが、転職成功のためには未経験歓迎の求人を多く扱うサービスの利用がおすすめです。
管理部門・バックオフィスには専門性の高い職種も多く、即戦力や経験を求められる求人が中心の転職エージェントもあります。
一方で、ポテンシャル採用や異職種からのキャリアチェンジを歓迎する企業と取引しているケースも見られます。
未経験者の場合は、異職種転職の成功事例や転職後のフォローの有無をチェックしたうえで、利用する転職エージェントを選ぶといいでしょう。
Q.管理部門・バックオフィスの転職に有利な資格は何か?
A.職種によって異なりますが、業務への理解度を示せる資格が有利となるでしょう。
とくに「経理・財務」「人事・労務」「経営企画」などの分野では、資格が実務に直結するため、転職活動における差別化要素として大きなアドバンテージになります。
以下は、職種別の評価されやすい資格一覧です。
職種 | 評価されやすい資格 |
---|---|
経理・財務職 | 記検定(2級以上)、公認会計士、税理士、USCPA(米国公認会計士) |
人事・労務職 | 社会保険労務士、衛生管理者、メンタルヘルス・マネジメント検定 |
法務職 | 司法書士、行政書士、ビジネス実務法務検定 |
経営企画職 | 中小企業診断士、MBA、証券アナリスト |
内部監査職 | 公認内部監査人(CIA)、公認不正検査士(CFE) |
近年では従来の資格に加えて、以下のような資格も管理部門・バックオフィスの転職で注目されています。
- DX関連資格(ITパスポート、基本情報技術者)
- ESG関連資格(環境経営士、サステナビリティ経営検定)
- データ分析資格(統計検定、Google Analytics IQ)
新しい分野の資格でもあるので、成長企業やベンチャー企業への転職時に高く評価されるでしょう。
管理部門・バックオフィスの転職活動をより有利に進めたいなら、希望職種に応じた関連資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。
Q.管理部門・バックオフィスで異業界転職は可能か?
A.十分可能であり、むしろ有利に転職活動を進められることもあるでしょう。
管理部門・バックオフィスの専門スキルは、業界を超えて活用できます。
なかでも「経理・財務」「人事・労務」「法務」「経営企画」などは、業務内容や必要なスキルが業界に関係なく共通している部分も多いです。
「会計基準」「労働法」「コンプライアンス」といった専門知識は、業界を問わず求められるため、経験やスキルがあれば新たな業界でも活かせます。
また、異業界からの管理部門転職には特有のメリットも。
これまでの経験を活かして、新しいアイデアを出したり、別業界でうまくいった方法を提案できたりする点です。
そのため、変革期や新規事業を進めたい企業では、異業界出身の人材がとくに重宝されます。
ぜひ、管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトを活用して、異業界転職を目指してみてください。
Q.管理部門・バックオフィスの中途採用で重視されるポイントは?
A.「専門スキルと実務経験」「組織適応力とコミュニケーション能力」「継続的な学習意欲と改善提案力」の3つが重視されます。
即戦力として期待されるため、実務レベルでの専門性は欠かせません。
社内のさまざまな部門と連携する業務も多いため、組織文化への適応力や円滑なコミュニケーションも求められます。
さらに、法令改正やシステム変更などの環境変化に柔軟に対応できる学習意欲と、業務改善に積極的に取り組む姿勢も重要です。
管理部門・バックオフィスの転職を成功させるためには、上記3つのポイントを自分の経験と照らし合わせて確認してみてください。
Q.管理部門・バックオフィスの転職理由はどう説明すればよいか?
A.現職での学びや成果を整理したうえで、さらなる専門性の向上やキャリアアップへの前向きな動機として説明するといいでしょう。
継続性と安定性が重視される管理部門・バックオフィスのポジションは、頻繁な転職や後ろ向きな理由は評価されにくいです。
一方で、専門スキルの向上や、組織に貢献しようとする姿勢は高く評価され、採用担当者に好印象を与えるでしょう。
転職理由の伝え方に悩んでいる人や、ネガティブな理由しかない人は、管理部門・バックオフィス向け転職エージェント&サイトに相談するのがおすすめです。
転職成功につながるアドバイスを受けてみてください。