CADオペレーターにおすすめの派遣会社ランキング！選ぶべき理由も徹底解説

そんな人には、派遣CADオペレーターをおすすめします。

派遣なら「未経験可」から「経験者向け」まで多様な求人を扱っており、あなたのスキルに合わせたお仕事が見つかるからです。

勤務時間や残業の有無、仕事内容などを選べることから、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも魅力のひとつでしょう。

また、福利厚生の一貫として「スキルアップ講座」を無料で開催している派遣会社も多いため、実務経験のない人や、基礎をしっかり身につけたい人にもおすすめです。

当記事では、派遣CADオペレーターとして働きたい人におすすめの派遣会社をランキング形式で紹介していきます。

さらに派遣CADオペレーターを選ぶべき理由や仕事内容など、経験者の口コミをもとに詳しく解説。

CADオペレーターにおすすめの派遣会社ランキング｜編集部の推薦まとめ

CADオペレーターにおすすめの派遣会社をランキング形式で紹介します。

なおランキングは、以下をもとに編集部が推薦し、独自に順位付けしています。

各派遣会社の特徴や、おすすめポイントなどもまとめてみましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。

【1位 パーソルクロステクノロジー】高時給のCAD求人が多数

（※参照：パーソルクロステクノロジー）

パーソルクロステクノロジーは、「インテリジェンスの派遣」と「テンプスタッフ・テクノロジー」が統合した、技術系に特化した派遣会社。

パーソルクロステクノロジーには高時給のCAD関連求人もあり、高収入が見込めます。

「リモート勤務可能」「週4日勤務」「時短勤務」も多数あるので、ライフスタイルに合わせた働き方が実現できますよ。

有給休暇は入社当日から付与。

「子どもが熱を出した」など急にお休みが必要になった時でも、欠勤にならないのは嬉しいですね。

WEB登録も可能なので、就業中で登録会場に行く時間がない人でも利用しやすい派遣会社です。

スキルを生かして収入アップを目指したい人は、ぜひ利用を検討してみてください。

パーソルクロステクノロジーの基本情報

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【2位 エンジニアガイド】長期で働けるCADオペレーター求人が豊富

（※参照：エンジニアガイド）

スタッフサービスグループが運営するエンジニアガイドは、ものづくり・IT業界・WEB業界に特化した派遣会社です。

CADオペレーターの求人は、全国に2,000件以上（※）あります。

エンジニアガイドのCADオペレーター求人は、99％が「週5フルタイム勤務」（※）。

さらに、90％以上（※）が長期案件なので、「安定した収入を得たい」というCADオペレーターの方の希望に合う仕事が見つかりますよ。

エンジニアガイドは、社会保険、有給休暇、定期健康診断、メンタルヘルスラインなど福利厚生も充実。

就業中は担当者が定期的に派遣先を訪問してくれるのも心強いポイントです。

不安や問題点があればすぐに相談するようにしましょう。

※調査日2020年9月25日

エンジニアガイドの基本情報

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【3位 アデコ】無料講座で未経験からCADオペレーターが目指せる

（※参照：アデコ）

アデコには「Modis Engineer Academy」というエンジニア養成講座があり、書類選考を通過すれば、無料でCAD研修と就業フォローが受けられます。

「Modis Engineer Academy」を受講して、書店アルバイトから自動車メーカーのCADオペレーターへの転身を成功させた人もいますよ。

また、スタッフ一人ひとりに「キャリアコーチ」がついてくれるのも、アデコの特徴。

派遣先が変わっても担当キャリアコーチは変わらないので、長期的な視点でのキャリア相談ができます。

ベビーシッターサービスや保育所などと連携して、育児支援にも力を入れているため、子育てをしながらの仕事復帰も可能。

未経験からCADオペレーターを目指す方、家庭と仕事を両立させたい方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

アデコの基本情報

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【4位 マンパワーグループ】在宅勤務可能なCAD求人が探せる

（※参照：マンパワーグループ）

マンパワーグループは「在宅勤務あり」の求人を扱っているので、「通勤がツライ」「職場の人間関係が面倒」という方でもCADの仕事をすることができます。

しかも、在宅でも「時給2,000円（※）」など高時給が可能です。

在宅勤務可能な求人以外に、「フレックス勤務」「残業少なめ」といったお仕事も多数ありますよ。

大手プラントから道路、住宅、電子回路まで、幅広い業界の求人を扱っています。

柔軟性のある働き方を希望するなら、ぜひマンパワーを活用してみてください

※調査日2020年9月25日

マンパワーグループの基本情報

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【5位 リクルートスタッフィング】機械・電気・部品系CAD求人多数

（※参照：リクルートスタッフィング）

CADと言えば土木・建築系の求人も多めですが、リクルートスタッフィングには機械メーカー、部品メーカーのCADオペレーター求人も多数あります。

「何かしらのCAD経験があればOK」という機電系求人もあるので、土木・建築系から機電系に変わりたい人でも仕事が見つかりますよ。

また、リクルートスタッフィングは大手の派遣会社なので、福利厚生が充実しているのも魅力。

「リクルート健康保険」に加入でき、年1回の無料健康診断、歯科検診も受けられますよ。

派遣先だけでなく、派遣会社の福利厚生も重視しているなら、リクルートスタッフィングを押さえておくといいでしょう。

リクルートスタッフィングの基本情報

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【6位 日研トータルソーシング】無期雇用派遣で安定して働ける

（※参照：日研トータルソーシング）

日研トータルソーシングの特徴は、派遣会社の社員になった上で、派遣先で就業する「無期雇用派遣」の求人が多数あること。

社員なので「もうすぐ契約が切れる。どうしよう」と心配する必要がないですし、ボーナスが支給されるのも嬉しいですね。

日研グループ独自の健康保険組合に加入できたり、社員の56.9％（※）が社宅を使用していたりと、福利厚生も充実しています。

また、自社の研修施設があり、研修やキャリアアップ支援にも力を入れているため、未経験でもスキルが身につけられます。

派遣先には大手機械・電気系メーカーや建設会社など、2,800社（※）もの企業が名を連ねており、さまざまな業界で活躍できますよ。

希望の派遣先業界がある人は、担当者に伝えてみてください。

※「日研トータルソーシング」公式サイトより（2023年9月時点）

日研トータルソーシングの基本情報

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【7位 綜合キャリアオプション】就業開始前に職場見学が可能

（※参照：綜合キャリアオプション）

綜合キャリアオプションは、就業開始前に派遣先の職場見学ができ、雰囲気が合わないと感じたら断ることも可能。

また、残業なしや残業少なめの求人も充実しているため、「今の職場は残業が多くてツライ」と悩んでいる人でも、働きやすい職場が見つかりますよ。

さらに綜合キャリアオプションは、『同じ職場・同じ仕事で働くならNo.1の高条件』をモットーにしており、高時給の求人が多いのも特徴。

全案件で交通費も支給されるので、高時給・好待遇を重視するなら、選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

綜合キャリアオプションの基本情報

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【8位 メイテックキャスト】残業少なめのCADオペレーター求人多数

（※参照：メイテックキャスト）

メイテックキャストは、技術者派遣で有名なメイテックのグループ会社で、CADオペレーターの求人も多数。

建築、機械・電気系メーカーなど、さまざまな業界の求人が揃っています。

残業が多いイメージの強いCADオペレーターですが、メイテックキャストには「残業なし」「残業少なめ」が明記された求人も多数あります。

ワークライフバランスを保ちたいと考えている人にとって、理想的な職場が見つかりやすい派遣会社ですよ。

また、メイテックキャストでは、さまざまなCADツールを学べる「無料研修」、資格試験の「受講料全額補助」など、派遣スタッフの技術向上をバックアップする制度も充実しています。

実務経験なしで応募できる求人もあるので、「経験が少ないから」「ブランクがあるから」と迷っている方は、コーディネーターに相談してみてください。

メイテックキャストの基本情報

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【9位 CAD JOB】CADを生かして設計・設計補助へステップアップ可能

（※参照： CAD JOB）

CAD JOBは、オールウェイズが運営している「CAD派遣求人サイト」。

オールウェイズは大手ゼネコンや有名設計事務所とのつながりが深く、CADオペレーターの求人だけではなく、設計補助や設計のお仕事も多数扱っています。

未経験でも目標に近づけるように、キャリアコンサルティングや無料研修でサポートしてくれますよ。

CAD JOBに掲載されている求人は、首都圏の建築・インテリア業界がメインですが、東海、近畿のお仕事も紹介してもらえますし、機械・電気系の求人もあります。

「週4日勤務」「時短」「残業なし」のお仕事もあり、保育園のお迎えに間に合うような働き方も可能。

子育て中の方も働きやすい条件の求人があるので、ぜひ一度相談してみてくださいね。

CAD JOBの基本情報

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CADオペレーターが派遣会社を選ぶときのポイント3選

CADオペレーターにおすすめの派遣会社を紹介しましたが、「結局どこの派遣会社に登録していいかわからない」という方もいるのはないでしょうか。

そこで、派遣会社を選ぶときのポイントを3つ紹介します。

上記に挙げたポイントをそれぞれ解説するので、参考にしながら派遣会社を選んでみてください。

1.CADオペレーターの求人数が多い派遣会社を複数社選ぶ

まずはCADオペレーターの求人数が多い派遣会社を選びましょう。

CADオペレーターの求人数は決して多くないため、求人が豊富であれば選択肢も広がり、希望にあった仕事が見つかりやすいからですね。

また、求人数が多ければ一つの仕事に応募が集中することも少ないため、採用にもつながりやすくなります。

CADオペレーターはエンジニア系の職種なので、ITやエンジニア系のお仕事に特化している派遣会社の求人数が多い傾向にあります。

ただ、幅広い企業との取引がある大手派遣会社でもCADオペレーターの求人は一定数あるので、特化型と大手派遣会社の両方に登録するのもアリでしょう。

例えば、エンジニア職に特化した「エンジニアガイド」と、大手派遣会社の「アデコ」を併用するなどですね。

派遣会社の複数登録については「派遣会社は2～3社登録がおすすめ！複数登録のメリット・デメリットとは？」の記事を参考にしてみてください。

求人数を調べる際は、職種の項目にある「CADオペレーター」にチェックを入れて求人検索しますが、該当する項目がない場合は、フリーワード検索も活用してみるといいでしょう。

以下に、CADオペレーターにおすすめ派遣会社9社の求人数を一覧にしたので、ぜひ参考にしてみてください。

※求人調査日：2024年12月5日
※求人検索方法：職種で「CADオペレーター」「CAD」を選択、または「CADオペレーター」でフリーワード検索

2.CAD職の専門性が高い派遣会社を選ぶ

CAD職の専門性が高い派遣会社を選ぶのもポイントです。

「CADオペレーター」と一口に言っても、取り扱う業務内容や図面の種類は多岐にわたります。

例えば、「建築図面」「自動車」「家電」など分野ごとに知識が必要なため、担当者の理解が浅いと、希望に合わない派遣先を紹介されてしまうこともあるでしょう。

また、「自分の好きな分野」「経験のある業界」など希望する場合、専門性の高い派遣会社はさまざまな業界・分野の求人を幅広く取り扱っているため、希望に合った派遣先を紹介してもらえる可能性も高くなります。

ただし、CAD職に特化した派遣会社はほとんどないため、CAD職の需要が高い製造業や建設業特化の派遣会社を選ぶのもいいでしょう。

また、CAD職はエンジニア職に分類されることもあるので、エンジニアに特化した派遣会社を活用するのもおすすめです。

3.CADのスキルアップ支援がある派遣会社を選ぶ

CADのスキルアップ支援がある派遣会社を選ぶのもおすすめです。

派遣社員として働きながらスキルを磨き、新たな知識身につけることでキャリアアップを目指せるからです。

派遣会社によって提供されるスキルアップ支援の内容は幅広い選択肢があるので、登録前に確認するようにしましょう。

例えば、次のような講座があります。

現在のスキルレベルに合っている講座はあるか、目指すキャリアに役立つかなど、分に適した講座の提供がある派遣会社を選ぶのがポイントです。

また、派遣会社によってスキルアップ支援の利用条件が異なる点にも注意しましょう。

以下は主な利用条件の例です。

講座内容と併せて利用条件の確認も行い、自分に合った支援がある派遣会社選ぶことでスキルアップを図ることもできるでしょう。

派遣CADオペレーターを選ぶべき理由

経験者の口コミから、派遣CADオペレーターを選ぶべき理由が見えてきました。

なぜ派遣CADオペレーターという働き方が魅力的なのか、詳しく解説します。

派遣CADオペレーターは時給が高い

派遣CADオペレーターを選ぶべき理由として、時給の高さが挙げられます。

求人ボックスの「給料ナビ」でCADオペレーターの給料事情をチェックしてみると、次のような平均時給が確認できました。

約600円の差があることからも、派遣CADオペレーターの方が効率的に稼げるとわかります。

さらに派遣会社のCADオペレーター求人をチェックしてみると、経験やスキルがあれば、時給2,000円以上の案件も珍しくありません。

また、契約更新のタイミングで、同じ派遣先で時給をアップしてもらえるケースもあるため、平均時給以上の待遇も期待できるでしょう。

正社員のような定期昇給はないものの、努力次第で収入を上げられるのが、派遣CADオペレーターのやりがいでもあり、面白いところではないでしょうか。

自分の仕事に専念できる

自分の仕事に専念できるのも、派遣CADオペレーターの魅力のひとつです。

CADオペレーター専門として派遣された場合、仕事内容がCAD作業のみになることも多いためです。

口コミでは、社員のように会議へ参加する必要がないことをメリットに挙げる声が多くありました。

ただし、事務職を兼務している場合は、「エクセルやワードでの資料作成」「電話応対」「来客対応」なども行わなければなりません。

「CADオペレーターに専念したい」「事務や雑務はなるべくしたくない」という方は、派遣登録の際に派遣会社のコーディネーターにしっかり伝えておきましょう。

CADスキルがあれば年齢・性別に関係なく需要がある

CADスキルがあれば年齢・性別に関係なく需要があるのも、派遣CADオペレーターを選ぶべき理由のひとつでしょう。

派遣CADオペレーターは技術職であり、一般的に技術は経験の多さに応じて向上し、経験年数を経るごとにさまざまな案件の対応できるようになるためです。

例えば、はじめは設計図の修正・変更のみからスタートした人でも、経験を積むにつれて図面をイチから起こす仕事を任せてもらえるようになります。

逆に特別なスキルを要しない事務職のような仕事の場合、仕事覚えがよく、仕事を教えやすい若い世代の方が派遣先に好まれる傾向にあるため、年齢がネックになることも。

CADの経験とスキルさえあれば、40代はもちろん、50代以降も需要がなくならないのはCADオペレーターのメリットです。

幅広い年代から回答があったアンケート結果からもわかるように、年齢を重ねても派遣CADオペレーターとして柔軟な働き方の実現が可能であると伺えます。

また、近年スタンダートになりつつある3D CADもオペレーターはまだまだ不足しているため、使いこなせるようになればさらに需要は高まるでしょう。

ぜひ3D CADのスキル習得にも挑戦してみてください。

派遣CADオペレーターは残業の有無を選べる

派遣CADオペレーターなら残業の有無を自分の希望に合わせて選べます。

社員の場合、残業が多い職場で自分だけ残業をしないとは言いにくいですよね。

逆に残業代で稼ぎたいと思っても、残業NGの会社であればできません。

一方派遣の場合、就業先の求人欄に残業の有無や目安が明記されているため、自分の希望に合わせて選ぶことが可能です。

（※参照：テンプスタッフ ジョブチェキ！ 求人例）

例えば、残業を避けてプライベートの時間を確保したい場合は「残業なし」の職場を、逆に残業を希望して収入や経験を増やしたい場合は「残業あり」の職場を選べます。

自身の希望や理想に合った働き方を、ぜひ派遣で実現してみてください。

他にも見逃せない！派遣CADオペレーターを選ぶべき理由

時給の高さや柔軟性のある働き方の実現以外にも、派遣CADオペレーターを選ぶべき理由はいろいろあります。

ご覧のとおり、派遣CADオペレーター経験者からは、さまざまな口コミが寄せられています。

大手企業を希望する人や、責任ある仕事がプレッシャーになってしまう人にも派遣CADオペレーターという選択肢はおすすめです。

CADスキルを持っている人や、CADオペレーターの仕事に興味がある人は、ぜひ派遣社員という働き方を考えてみてくださいね。

派遣CADオペレーターの懸念点

派遣CADオペレーターはおすすめの働き方と言えますが、懸念点も存在します。

派遣CADオペレーター経験者の口コミとともに、懸念点を詳しくみていきましょう。

派遣CADオペレーターは雇用が不安定になりがち

派遣CADオペレーターの懸念点として雇用の不安定さが挙げられます。

派遣社員の場合、派遣先が契約更新を望まなければ、その時点でお仕事が修了してしまうからです。

「一度就職したらとりあえず安泰」な社員と比べると、雇用が不安定な点は否定できません。

ただ、CADオペレーターはどの業界でも需要があるため、スキルの高い人であれば、途切れることなく仕事を紹介してもらえます。

できるだけ安定して働きたいなら、繁忙期の案件ではない「長期」と記載されている案件を選ぶのもおすすめですよ。

派遣CADオペレーターはボーナスや昇給が期待できない

派遣CADオペレーターはボーナスや昇給が期待できないのも懸念点と言えるでしょう。

2020年4月から導入された「同一労働同一賃金」によって、正社員と同じ仕事内容・責任の程度であれば、派遣社員にもボーナスの支給や昇給が行われるようになりました。

ただ支給方法は、待遇決定方式や就業規則によって異なるため、実際のところ「正社員のように夏と冬の年2回ボーナスが支給されない」「定期的な昇給がない」と不満を抱いている人もいます。

派遣CADオペレーターは時給が高いため、月収に満足している人は多いです。

しかし、社員のように年2回まとまったボーナスが出ず定期昇給もないので、年収は社員よりも少なくなってしまう点は理解しておく必要があるでしょう。

もちろんスキルや経験を積むと、契約更新のタイミングで派遣会社が時給アップをしてくれるケースはよく見受けられます。

アンケートでも以下のような回答がありました。

上記ケースでは時給が750円アップしており、「1日8時間×月22日の勤務」だと、未経験者の頃よりも月収が13万円以上アップしています。

●時給1,550円のとき

1,550円×8時間×22日間=272,800円

●時給2,300円のとき

2,300円×8時間×22日間=404,800円

定期昇給はなくても、努力しだいで収入アップを期待できるのが、派遣CADオペレーターのやりがいでもあります。

ボーナスの面では満足できないかもしれませんが、スキルや経験を積んで時給アップを目指していきましょう。

他にも理解しておきたい派遣CADオペレーターの懸念点

派遣CADオペレーター経験者からは、他にも懸念点に関する口コミが寄せられています。

モチベーション維持の難しさや社員との差などを感じる場面もあるようです。

責任ある仕事をしたい人や管理職を目指したい人、安定性を求める人などは正社員という働き方が合っている可能性も高いです。

もし正社員を目指すなら、紹介予定派遣から直接雇用という道もあるので、派遣会社の担当者に相談してみるといいでしょう。

派遣CADオペレーターの基本から仕事内容まで解説

派遣CADオペレーターとして働くにあたり、「どのような業務を担当するのだろう」「具体的な派遣先を知りたい」といった疑問や興味もあるのではないでしょうか。

この章では、派遣CADオペレーターの基本から仕事内容まで詳しく解説します。

派遣CADオペレーターを検討しているなら、ぜひ参考にしてみてください。

CADとは設計や製図を行うシステム

まず基本中の基本、CADについて解説します。

CADとは、建造物や機械部品などの設計や製図をパソコン上で行うシステムやソフトのこと。

ひと昔前まで、図面はドラフターと呼ばれる製図台を用いて手書きで行われていましたが、それをパソコン上でできるようにしたのがCADです。

CADには、2次元の平面図である「2D CAD」と、3次元の立体的な図である「3D CAD」があります。

目指す業界や分野によって、求められるスキルが異なるので注意しましょう。

例えば、建築業や製造業の図面作成では「2D CAD」のスキルが役立つ場面のほうが多く、一方で3Dモデリングを活用する分野では「3D CAD」のスキルが求められます。

これから派遣CADオペレーターを目指してスキルを習得予定なら、希望や目的に応じてシステムを選んでみてください。

派遣CADオペレーターの仕事内容

CADオペレーターとは、CADシステムやソフトを用いて、図面の作成や図面修正を行う仕事です。

設計士やデザイナーの指示に従って図面を起こしたり、すでにできあがっている設計やデザインに変更があった際にデータを修正したりすることが、主な仕事内容となります。

ただし派遣求人には、CAD作業のみを専門に行うもののほか、

といった求人も多いです。

とくに事務職を兼任する場合は、エクセルを使った資料作成や、電話応対・来客応対のような、人によっては雑務と感じられる業務が含まれているケースもあります。

仕事を探す際は、業務内容が希望条件と合っているか確認し、譲れない条件がある場合は派遣会社のコーディネーターに伝えておきましょう。

派遣CADオペレーターの一日

派遣CADオペレーターはどのような一日を過ごすのか、気になる人も多いのではないでしょうか？

実際に派遣CADオペレーターとして働くお二人の一日の流れを紹介するので参考にしてみてください。

【工務店で住宅設計を行っているAさんの一日】

9：00　出社

部内ミーティング、業務の進捗状況の確認

9：30　午前の業務開始

図面作成や申請書類の作成

12：00　昼休憩

13：00　午後の業務開始

図面作成などの続き

17：30　業務終了～退社

片付けや掃除

（※日によっては、営業部同行のもとクライアントの打ち合わせ、現場測量、測量データ作成などもあり）

【建設コンサルタント会社の橋梁設計部門にいるBさんの一日】

9：00　出社～業務開始

本日の手持ち作業について担当者に報告し、業務開始

11：30　途中報告

作業の進捗を報告し、間違いや指示者の意図の通りに図面修正されているか、途中段階を確認

12：00　昼休憩

13：00　午後の業務開始

午前中からの作業の続き

14：00　途中報告

作業が完了した図面の修正指示を受け、追加作業を行う

15：00　新規作業の指示を受ける

新たな作業の指示を受ける。構造物データに地形データを追加する作業など

17：30　退社

派遣CADオペレーターとして働く際の一日の流れがイメージできたのではないでしょうか。

ただし、派遣先によって勤務時間も違えば業務内容や仕事の流れなども異なります。

派遣先を紹介してもらう際は、担当者に具体的な仕事内容や流れなどを確認するといいでしょう。

どんな仕事がある？派遣CADオペレーターの活躍の場

あらゆるものづくりの現場で必要とされるCADのお仕事は、下記のように多種多様な業界に需要があります。

当メディアがCADオペレーター経験者に行ったアンケートでも、さまざまな業界で活躍している人がいました。

派遣CADオペレーターの活躍の場は幅広いです。

希望する業界があれば、担当者に伝えると自分に合った派遣先を紹介してもらいやすくなります。

もし具体的な希望業界がないのであれば、担当者にあなたのスキルを把握してもらった上で、活躍できる派遣先を紹介してもらうといいでしょう。

派遣CADオペレーターが未経験でもできる理由

CADの実務経験がなくても、派遣CADオペレーターになることは可能です。

CADの求人には、基本的なCAD操作ができればこなせる「簡単な図面修正や変更のみ」という難易度の高くない仕事もあるからです。

もちろん、経験者に比べれば仕事の選択肢は少ないですが、大手派遣会社の検索ページを見ても、実際に「未経験可」の求人は見つかります。

（※参照：テンプスタッフ ジョブチェキ！ 求人例）

ただし、未経験と言ってもCADの基本的な知識とソフトの基本操作は求められるため、短期スクールや独学などで最低限のスキルは身につけておくと、お仕事を紹介してもらいやすくなります。

CADオペレーターは専門職ではありますが、独学でも十分習得が可能です。

興味がある方は参考書や動画などでまず学んでみてはいかがでしょうか。

とくにCADソフトは無料で利用できるものも多く、実際に手を動かしながら操作方法を習得できるのでおすすめです。

未経験者におすすめの派遣会社は次の2社です。

ご覧のとおり、無料スキルアップ講座が充実しているからですね。

スキルアップを目指したい人にもおすすめなので、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。

未経験の方がCADの仕事を始める『とっかかり』として身につけるのなら、「AutoCAD」がよいでしょう。

「AutoCAD」は汎用性が高く、多くの求人の応募条件として掲げられているCADソフトだからです。

当メディアが、派遣CADオペレーターの経験者29人に「使用できるCADソフト」を聞いたところ、29人中20人が「AutoCAD」と回答しました。

CADソフトの種類は非常に多く、派遣先によっても使用するCADソフトは異なりますが、「AutoCAD」が使いこなせれば、就業先はたくさんあります。

CADオペレーターは、資格の有無よりもCADソフトを操作できるかどうかを重視されるので、未経験者はまず「AutoCAD」操作の習得をしましょう。

派遣CADオペレーターになりたい人にアドバイス｜経験者が質問に回答

未経験から派遣CADオペレーターの仕事をはじめ、現在10年目のAさん（30代 女性）に派遣CADオペレーターの実情について聞いてみました。